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ミットがもっと上手くなりたい人へ「最近ボクシングジムでミット打ちをやっている。なんとなく打ってるけどイマイチ成長を感じられない。ミット打ちのコツとかなんかあるのかな。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • ミット打ちが上手い人は〇〇の特徴あり
  • ミット打ちが上達する効果的な3つの方法
  • ミット打ちをやる意味

この記事を書いている僕は三迫ボクシングジムでプロ専門トレーナーをしています。9年間で9人チャンピオンを輩出しました。この勝率はプロトレーナーの中でもトップクラスだと思います。

※3分ほどで記事は読み終わります。ミット打ちが上達するコツを理解してミット打ちをマスターしましょう。

ミット打ちが上手い人は〇〇の特徴あり

ミット打ちが上手い人の特徴は下記の通りです。

  • パンチを狙った場所に正確に当てられること
  • ミットの真ん中に拳(ナックルパート)で当てる
  • 適切な距離を保ち、身体のバランスが崩れない
パンチを狙った場所に正確に当てられる

拳のコントロールが良いことは、自分の身体をしっかりコントロールできている証拠です。
例えば、離れた場所にあるミットに対して、踏み込みの距離や自分のリーチの長さなどの感覚を一致させないと正確に活きたパンチが当てられません。

ミットの真ん中に拳(ナックルパート)で当てる

ミットの真ん中にナックルパートでしっかり当てられる人はパンチの精度が高くなります。
ナックルパートを正確に当てることで、パンチの威力や安定感が高まり、パワフルなパンチを繰り出すことができます。

適切な距離を保ち、身体のバランスが崩れない

適切な距離感を保てている人は、自分の得意なボクシングスタイルを理解し動き続けられている証拠です。また、次の攻撃まで考えて動けている人ほどバランスが崩れない位置にポジショニングして動くことができています。

「上手い人の特徴はわかったけど、じゃあ自分が上手くなるにはどうすれば良いの?」と思った方に向けてミット打ちが上達する効果的な方法を次で紹介していきます。

ミット打ちが上達する効果的な3つの方法

  • ミット打ちの意図をトレーナーと共有する
  • リアルなシミュレーションをする
  • 繰り返し練習する
1,ミット打ちの意図をトレーナーと共有する

ミット打ちの意図を共有することでトレーナーがあなたに効果的なやり方を提案することができます。

例えばスパーリング大会などの試合に向けてのミット打ちであれば、試合の戦術や戦略に基づいてミット打ちを行います。パンチの組み合わせを変えて、幅広い攻撃スキルを身につけられるようなミットをトレーナーが提供できます。

運動効果を上げるためにやるのであれば、トレーナーは打ちやすいミットを意識し、モチベーションを上げるような言葉で楽しく続けられるようにすることで持久力アップにつながります。

初心者の方は言いづらいという人もいるかもしれませんが、言葉にしないことで上達の機会を失ってしまうのは非常にもったいないです。トレーナーも、意図が分かると指導しやすくなるので、どんどん共有していきましょう!

2,リアルなシミュレーションをする

ミット打ちをする際は相手のリーチの長さや身長、ボクシングスタイルなどをリアルに想像しながらやると、シミュレーションしない場合に比べて対応力がアップして圧倒的に上達していくことが出来ます。

例えば、相手がリーチの長いアウトボクサータイプだとすると、連続して攻撃しながらプレッシャーを与え続けることで動きを封じ、接近戦に持ち込んでボディを狙う、などの具体的な戦略ができます。

「そんなに具体的にシミュレーションするのは難しいしなかなか思いつかない・・・」と思う人もいるかもしれません。
そういう人は、知っているボクサーや"同じジムにいるあの人"を想像しながらシミュレーションをすると良いです。これをするとトレーナーにも共有しやすくなり、ミット打ちの質が上がります。

「ミット打ちの相手はできるだけリアルに」を意識しましょう。

3,繰り返し練習をする

フォームの修正などをしながら繰り返し練習することで正しいテクニックや動きが体に染みつき、実力アップにつながります。またパンチを繰り返し打つことで上半身の筋力が増強され、パンチのスピードや威力が向上します。

一つのテクニックが体に染み付くとスピードが速くなったり、そこから新しい攻撃パターンを覚えやすくなったりしてミット打ちもかなり上達します。注意点は正しいフォームで「繰り返し練習する」ということです。

ミット打ちをやる意味

  • パンチ、コンビネーション、ディフェンス技術など技術の習得や確認
  • パンチ力とスピードの向上
  • ミット打ちはあくまで技術の確認やトレーナーとのコミュニケーションのため
パンチ、コンビネーション、ディフェンス技術など技術の習得や確認

ミット打ちは試合のシミュレーションや特定の戦術の練習にも活用されます。選手とトレーナーが連携して、相手の攻撃や動きを模倣することで、戦術の実践的なトレーニングが行えます。
例えば次の試合でインファイターと対戦することが決まってる場合、インファイターがフックを振ってきたら、そのパンチに対する防御とリターン(カウンター)を打ってバックステップするなどのコンビネーションを繰り返し練習します。習得すれば、相手の攻撃をかわしつつカウンターを決める可能性が高くなります。
対戦相手を想定しながら、このコンビネーションを使おう、こういうディフェンスを練習してこのパンチを打っていこう、と作戦を組み立て、それを習得できるように練習していきます。
どんなパンチやディフェンスを練習するのか、ミット打ちの意図をトレーナーと考えて共有して行うことが大事になってきます。

パンチ力とスピードの向上

ミット打ちはパワーやスピードを込めてパンチを打つトレーニングに適しています。ミットに対して強力なパンチを繰り返し行うことで、筋力や瞬発力が向上します。また、ミット打ちの高速な動きに合わせて素早くパンチを打つことでスピードや反射神経を鍛えてくれます。

ミット打ちはあくまで確認やコミュニケーションのため

ミット打ちは、トレーナーの手を打っているので、顔を打つ感覚・ボディを打つ感覚とはまた別物です。
試合をやる人にとってミットは、あくまでも戦術確認だったりトレーナーとのコミュニケーションと考えてください。
実戦が強くなりたい人は、ミットだけをやるより、実戦もやるのが一番です。

ここまで読んだ方は「考えることがたくさんあって難しい」と感じた人もいるかもしれません。初心者の方は特に、全てをやろうとすると手が止まってしまうこともあるので、次にミット打ちをやる時に、できそうなものを何か一つだけ実行してみてください。
一つマスターすると、ボクシング技術が上がって他のスキルも身につきやすくなります。

ちなみに僕は、ミットを持つ側なのですが、フィットネスと選手の人で持ち方を変えています。
ワンツーひとつでも全然違います。フィットネスや運動目的の方に対しては、正しい体の使い方やフォームを正しながら、楽しく打ちやすく、運動効果が出るように意識してやっています。
選手に関しては打ちやすさは重視していません。実戦になると打ちやすいパンチは簡単には打てないからです。対戦する相手の構え方や、相手の動きのパターンがこれだからこの角度で打てばパンチが当たるなど、実戦的なことを意識してミット打ちをやっています。

このように、トレーナーも意図が分かるとミットの持ち方が変わってくるので、繰り返しになりますがあなたのボクシングの目標はどんどん共有してください!上達のスピードが格段に速くなるはずです。

というわけで今回は以上です!

これまで、

の説明をしてきました。
サンドバッグ・ミット打ちは、実戦で使う技術のレベルアップ、確認、強化というイメージで考えてください。


実戦が強くなりたい人は

この辺の実戦的な練習をした方がいいです。

次からは実戦練習について話していきます。

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