こんにちは、椎野です。
ボクシングにおいて、手の構え方は戦略の要です。
選手がどのように手を構えるかによって、攻撃や防御のスタイルが大きく変わります。
今回は、手を前に出して構える方法と、顔に近いところで構える方法のそれぞれのメリットとデメリットを詳しく解説します。
それぞれのスタイルには独自の特性があり、選手の体格や戦い方によって最適な構え方が異なります。どの構えがあなたの戦い方に最適か、一緒に考えてみましょう!
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手の構え方:前に出して構える
前に出して構えるメリット
- 距離を長く見せやすく、自分を大きく見せることができる。
- ジャブを小さく打てるため、相手に近い分、モーションも小さくなり、見にくいジャブを打ちやすい。
- 相手に牽制・フェイントをかけやすい。
前に出して構えるデメリット
- 前の手を強く打ちにくい。
- 頭を振ろうとすると軸がぶれやすく、動きにくくなる。
このスタイルは、身長が高く遠い距離で戦いたい、縦スタンスが広めの人に多く見られます。
手の構え方:顔に近いところで構える
顔に近いところで構えるメリット
- 頭を振りやすい。
- バランスを崩しにくい。
- 体に近いところから打つので、ためができてパンチを強く打てる。
- ガードをしっかりしやすい。
顔に近いところで構えるデメリット
- 距離が近くなるため、相手もパンチを打ちやすい。
- 相手から小さく見えてしまう。
- 打つ時のモーションが大きいので、相手からパンチが見えやすい。
このスタイルは、ファイタータイプで横スタンスが広めの人に多く見られます。
手の構え方はそれぞれのボクシングスタイルによって変わってきます。
ボクシングのスタイル作りについてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください↓
ボクシングの構え方:前に出して構えるor顔に近いところで構えるメリット・デメリットまとめ
ボクシングにおいて、手の構え方には大きく分けて「前に出して構える」スタイルと「顔に近いところで構える」スタイルの2種類があります。
前に出して構える場合のメリットは、距離を長く見せて自分を大きく見せること、見にくいジャブを打ちやすいこと、そして相手に牽制やフェイントをかけやすいことです。しかし、前の手を強く打ちにくく、頭を振る際に軸がぶれやすくなるデメリットもあります。このスタイルは、身長が高く遠い距離で戦いたい、縦スタンスが広めの選手に向いています。
顔に近いところで構えるスタイルのメリットは、頭を振りやすく、バランスを崩しにくく、ためができて強いパンチを打てること、そしてしっかりとガードできる点です。一方、距離が近くなるために相手もパンチを打ちやすく、小さく見えてしまうデメリットがあります。このスタイルは、ファイタータイプで横スタンスが広めの選手に多く見られます。
どちらの構え方にも特徴があり、駆け引きやフェイントを活かすことで、メリットを最大限に引き出すことが可能です。自分のスタイルや戦略に応じて、最適な構え方を選択してください。
他にも、構え方については基礎と応用に分けて解説しています。↓
というわけで今回は以上です。
【この記事を書いた人】
アマチュア実績全国3位(東洋大)
元プロボクサー
世界ランキング最高7位
第43代OPBF東洋太平洋バンタム級王者
ボクシング特化型パーソナルトレーナー
世界・東洋・日本チャンピオン10名輩出
キッズボクサー全国チャンピオン5名輩出
キックボクサー世界チャンピオン指導
分析と戦略を丁寧に行い、完全カスタマイズされた指導法、機能解剖学を活かした根拠ある指導法を基に、勝利に直結する唯一無二のボクシングを提供しています。
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