
こんにちは、椎野です。
今回は、ボクシングを始めたばかりの方やこれから始めたい方に向けて、基礎であるボクシングの構え方を解説していきます。
ボクシングにおける「構え」は、動きやすさや攻防の基本となる大切な要素です。
ボクシングに限らず、一度身についたフォームや動きを変えるのはとても難しいものです。
ボクシングを始める最初の段階で正しい構え方を覚えることが、今後の成長に大きく影響しますので、ぜひ参考にしてください。
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ボクシングの基本構え

ここでは、ボクシングの基本的な構え方をステップごとに解説します。初心者の方はこの手順をしっかりと覚えて、実戦に活かしてください。
1. 正面を向いて立つ
まず、リラックスした状態でまっすぐ正面を向いて立ちます。
2. 足を肩幅に開く
足は肩幅に開き、バランスが取りやすい姿勢を作ります。
3. 利き足を一歩後ろに下げる
利き足(一般的には右利きの方は右足、左利きの方は左足)を一歩から一歩半くらい後ろに下げます。
4. つま先と体を斜め45度に向ける
体全体を斜め45度に向け、つま先も同じ方向に向けます。この角度で相手に対して体を小さく見せ、攻撃を受けにくくします。
5. 顔を正面に向ける
体は斜めですが、顔はしっかりと正面を向けて相手を見ます。
6. 利き手を顎に置く
利き手(後ろにある手)を顎の下に軽く置きます。この手はガードをしつつ、カウンターにも備えます。
7. 前の手は鼻の高さに構える
前に出している手は、利き手より少し前に構えます。高さは鼻くらいを意識しましょう。
8. 顎を引き、膝を軽く曲げる
最後に、顎を引いてしっかり守り、軽く膝を曲げて重心を安定させます。これで基本的なボクシングの構えが完成です。
構え方を応用する
ボクシングの基本姿勢は、動きやすさや防御の基礎となりますが、個々のボクシングスタイルや得意な動きに応じて応用が必要です。
この基本をしっかりと身につけておけば、後々自分に合ったスタイルに適応する際にもスムーズに進められるでしょう。
ボクシングの基本姿勢:正しい構え方(基礎編)まとめ

今回は、ボクシングを始める方に向けて、基礎的な構え方について解説しました。
正しい構えを身につけることで、攻撃と防御の両方で大きなアドバンテージを得られます。この基本を大切にしながら、自分のスタイルを見つけていくことが重要です。ぜひ練習を重ね、ボクシングを楽しんでください!

【この記事を書いた人】
アマチュア実績全国3位(東洋大)
元プロボクサー
世界ランキング最高7位
第43代OPBF東洋太平洋バンタム級王者
ボクシング特化型パーソナルトレーナー
世界・東洋・日本チャンピオン10名輩出
キッズボクサー全国チャンピオン5名輩出
キックボクサー世界チャンピオン指導
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