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こんにちは、椎野です。

ボクシングにおいて、相手との距離感や目の良さに自信がある選手にはガードを下げた構えが適しています。

そこで今回は、ガードを下げた構え方の具体的なメリットやデメリット、そしてそれを活かすためのポイントについて解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

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距離感や目の良さに自信がある人におすすめの「ガードを下げる構え方」

ガードを下げた構えでは、自由度が高いのが特徴です。

基本的には縦スタンスをベースに、状況に応じてスタンスを広く取ったり、横スタンスを狭めたりします。

ステップを活用することで、柔軟かつ効果的に動けるため、動きやすさを重視するなら、このアプローチが適しています。

ガードを下げた構えの一つ:L字ガードとその特徴

ガードを下げた構えの一つとして知られるのが「L字ガード」です。

「メイウェザースタイル」と呼ばれるこの構えの特徴は、前の手を下げて顎の高さに置き、少しアップライトなスタイルで縦気味に構える点です。そのため、ガードが低くなり、相手にとって触りづらい状況になります。

このスタイルのメリットは、相手が距離感を掴みにくく、牽制しにくいことです。ガードが低いため、相手は攻撃のタイミングを取りづらくなります。また、ガードを下げることで肩の力が抜けやすく、上半身の動きがスムーズになります。これにより、足の動きに集中しやすく、上半身のボディワークも効果的に行えるのが特徴です。

ただし、デメリットとしては、ガードが低い分、ブロッキングが間に合わないことがある点です。特に接近戦では、相手の攻撃に対して反撃しにくくなることがあります。このスタイルを選ぶ際は、こうしたリスクを考慮することが重要です。

ガードを下げた構えのメリット

  1. 相手が距離感を掴みにくい
    ガードを下げることで、相手は攻撃の距離感が掴みにくくなり、牽制や攻撃を仕掛ける際のリズムが取りづらくなります。これにより、相手の攻撃のタイミングを外すことができます。
  2. 動きやすい
    上半身の力を抜いて構えるため、ボディワークやステップワークがスムーズになり、試合中に瞬時に対応する能力が向上します。特に、足の動きを重視する選手にとって、ステップが軽やかになるのは大きな利点です。
  3. パンチのスピードが上がる
    力を抜いた状態でパンチを放つことで、パンチのスピードが自然と上がります。また、パンチの出どころが相手に読みにくくなるため、攻撃の効果が増し、ディフェンスしにくいパンチを繰り出せるようになります。

ガードを下げた構えのデメリット

  1. 防御が不十分になる
    ガードを下げることで、相手の攻撃に対する防御反応が遅れる可能性があります。特に、接近戦ではブロッキングが間に合わないことがあり、反撃のチャンスを逃すリスクが高くなります。
  2. 反射神経やスピードが必要
    このスタイルを有効に活用するためには、相手のパンチに対する反応速度が極めて重要です。目の良さ、スピード、反射神経が十分でない場合、相手の攻撃に対応しきれず、劣勢に立たされることもあります。こういった能力が不足している選手には、別の構えや戦術を考えた方が良いかもしれません。

後ろの手の役割

ガードを下げた構えでは、後ろの手のディフェンスが非常に重要になってきます。

この構えを取る際は、前の手をだらんと下げ、後ろの手を顎にしっかり置いてください。
前の手は自由にパンチを打ったり、フェイントをかけたりと様々な役割を担いますが、後ろの手は常にディフェンスできるように準備しておく必要があります。後ろの手だけでどんな攻撃にも対応できるように練習を積むことが非常に大切です。

以下の点が練習のポイントとなります。

  1. 後ろの手でのディフェンス
    相手のパンチを、後ろの手だけで防ぐ練習を積むことで、ディフェンスの精度が向上します。これは、接近戦で特に効果的です。
  2. ショルダーガード
    肩を使って相手のパンチを受け流す「ショルダーガード」を身につけることで、防御のバリエーションが広がり、ガードを下げていても被弾を減らすことができます。
  3. スウェーバックやダッキングなどのボディワークでのディフェンス
    スウェーバックでは、体を後ろにスウェイさせることで、相手のパンチをかわします。一方、ダッキングでは、膝を曲げて体を下げ、相手の攻撃を下からかわすことができます。習得することで、相手の攻撃を避けつつ、次の攻撃にスムーズに移行できるようになります。
  4. 距離感の練習
    相手との適切な距離を保ちながら、攻防を繰り返す練習を積むことで、この構えをより有効に使うことができます。距離感を正確に把握することが大切です。

このスタイルに合う選手

反射神経やスピードに自信がある選手には、このガードを下げたスタイルが非常に適しています。

ボディワークやステップワークを駆使して相手の攻撃を回避しつつ、自らのタイミングで攻撃を繰り出すことが可能です。

距離感や目の良さに自信がある人におすすめの構え方まとめ

以下の5つのポイントを参考に、ガードを下げる構え方を実践してみてください。

  1. スタンスを柔軟に調整
    縦スタンスをベースにしつつ、状況に応じてスタンス幅を広げたり狭めたりして、動きやすさを重視しましょう。ステップを使って自由に動けることがこの構えの強みです。
  2. L字ガードで距離感を掴みにくくする
    前の手を下げ、後ろの手を顎に置くL字ガードで、相手に距離感を掴ませないようにしましょう。これにより相手の牽制や攻撃への対応が遅れます。
  3. パンチのスピードを上げる
    力を抜いてパンチを繰り出すことで、スピードが自然に上がり、パンチの出どころが相手に読みづらくなります。これにより、相手が防御しにくいパンチを放つことができます。
  4. ディフェンスは後ろの手で確実に
    ガードを下げる分、後ろの手でしっかりディフェンスすることが重要です。後ろの手だけで相手のワンツーを防ぐ練習をして、ディフェンス力を高めましょう。
  5. 反射神経とスピードが大切
    このスタイルは反射神経やスピードが求められます。自信がない場合は、他の構えを検討するのも一つの方法です。特にスピードやタイミングを活かして相手を翻弄したい選手には最適な構えです。

ガードを下げた構えは、自由な動きと相手の距離感を崩すことに優れた戦術です。

ただし、防御が難しくなる分、反射神経やスピードが重要になります。
このスタイルをマスターするには、後ろの手のディフェンスをしっかりと磨き、距離感やステップワークの精度を高めることが肝心です。

練習を積み重ね、自信を持って試合で活かせるように準備していきましょう。

他にもボクシングの手の構え方について解説していますので参考にしてみてください。

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しいの

【この記事を書いた人】
アマチュア実績全国3位(東洋大)
元プロボクサー
世界ランキング最高7位
第43代OPBF東洋太平洋バンタム級王者
ボクシング特化型パーソナルトレーナー
世界・東洋・日本チャンピオン10名輩出
キッズボクサー全国チャンピオン5名輩出
キックボクサー世界チャンピオン指導

分析と戦略を丁寧に行い、完全カスタマイズされた指導法、機能解剖学を活かした根拠ある指導法を基に、勝利に直結する唯一無二のボクシングを提供しています。