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こんにちは、椎野です。

ボクシングはもちろん、他の対面スポーツや格闘技でも、相手の動きを観察し、駆け引きをすることが勝敗を左右します。
相手の反応や意図をしっかり見極めることが、当てられるパンチにつながり、ディフェンスを成功させる鍵です。

そこで今回は、ボクシングの勝敗を左右する「相手を見ることの重要性」についてお話しします。ぜひ参考にしてください。

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相手を見ることの重要性

ボクシングに限らず、対面して行うスポーツでは「相手を見ること」が非常に重要です。例えば、柔道やレスリング、格闘技全般においても、相手の動きや反応を瞬時に読み取ることが求められます。

特にボクシングでは、自分の攻撃やフェイントに対して、相手がどのような反応をするのかをしっかり観察することが重要です。

相手が防御する際、ブロッキングなのかパーリングなのか、はたまたバックステップやボディワークなのか、どの手法を用いるかはそれぞれ違うので、それぞれの防御方法に応じて、次の攻撃のチャンスを掴むヒントにしてください。

防御と反撃の見極め

先述した通り、相手がどのように防御するか、そしてその後どのように反撃するかを見極めることで、次の動きへのヒントが得られます。

例えば、フェイントを仕掛けた時の相手の反応から、次に有効なパンチや戦術が分かることもあります。相手の狙いを早い段階で掴むことができれば、こちらの駆け引きが有利に進みます。

見ないとどうなるか?

相手を見ずに攻撃すると、何を狙っているのか分からない状態で、無計画に突進することになりがちです。これは非常にリスクが高く、無防備に相手の攻撃を受ける可能性が増してしまいます。

ボクシングは「打たせないで打つ」ことが基本なので、相手を見ないと単なる我慢比べの殴り合いになってしまうんですよね。

よく「手を出せ」とか「前に出ろ」という指示がありますが、手数を出せば出すほどリスクは増えますし、前に出れば出るほどリスクも増えます。だからこそ、相手をしっかり見ながら、手数を出す際には何を出すのか、前に出る際にはどうやって前に出るのかを考える必要があります。

これは相手によって変えていかなくてはいけないので、しっかり練習して引き出しを増やしていくことが大切です。相手によってその引き出しを使い分けることが重要になってきます。

相手を見る習慣を身につける

ボクシングに限らず、相手を見ることは他の分野でも応用できます。

例えば、仕事における営業では、相手の反応を伺いながら話すと思いますし、恋愛や人間関係でも、相手が何を考えているのかをしっかり考え、イメージしながら、こう言ったら相手はどのような気持ちになるだろうかと考えると思います。

こうした普段からの駆け引き、というと少し変な表現かもしれませんが、相手を見る癖をつけることは非常に大事だと思います。

これは心理戦とも言えますね。ボクシングでは言葉を使えないので、動きや反応だけで相手が何を考えているのか、何を狙っているのかをしっかり把握していかなくてはいけません。

練習での意識

ボクシングの試合以外にも、タッチゲームなどの練習を通じて、相手の狙いを考える癖をつけることが大切です。何も考えずに闇雲に動くのではなく、常に相手が何を狙っているかを考えながら練習することで、実戦での駆け引きが上達します。

勝敗を分ける視線術!相手を見る力でボクシングが変わる:まとめ

  1. 相手を見ることの重要性
    ボクシングや対面競技では、相手の動きや反応を瞬時に読み取ることが重要であり、特にボクシングでは自分の攻撃に対する相手の反応を観察することが求められます。
  2. 防御と反撃の見極め
    相手がどのように防御し、その後どのように反撃するかを見極めることで、次の動きへのヒントを得ることができます。フェイントに対する反応から有効な戦術が分かる場合もあります。
  3. 相手を見ないリスク
    相手を見ずに攻撃すると、無計画に突進することになり、無防備に攻撃を受けるリスクが高まります。ボクシングは「打たせないで打つ」ことが基本です。
  4. 手数とリスクの関係
    「手を出せ」「前に出ろ」といった指示がありますが、手数や前進を増やすことでリスクも増加します。相手を見ながら攻撃や前進の方法を考える必要があります。
  5. 相手を見る習慣を身につける
    ボクシングに限らず、営業や恋愛など他の分野でも相手を見ることは重要です。普段から相手の反応を意識し、駆け引きを考えることで、実戦での能力が向上します。

ボクシングでは、相手を見極めることが勝敗を左右します。

防御や攻撃のタイミングを見計らい、相手の意図を読むことができれば、試合を有利に進めることができます。
このスキルはボクシングだけでなく、日常生活や人間関係にも応用できるため、ぜひ意識して取り組んでください。

というわけで今回は以上です。

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しいの

【この記事を書いた人】
アマチュア実績全国3位(東洋大)
元プロボクサー
世界ランキング最高7位
第43代OPBF東洋太平洋バンタム級王者
ボクシング特化型パーソナルトレーナー
世界・東洋・日本チャンピオン10名輩出
キッズボクサー全国チャンピオン5名輩出
キックボクサー世界チャンピオン指導

分析と戦略を丁寧に行い、完全カスタマイズされた指導法、機能解剖学を活かした根拠ある指導法を基に、勝利に直結する唯一無二のボクシングを提供しています。