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こんにちは!椎野です!

今回は【ボディワークについて】お話ししていきます!

ボクシングでよく使うボディーワークで代表的なものは、ディフェンスとしてダッキング、ウェービング、スウェーバック、この3つが主かなと思います。
他にもヘッドスリップ、スリッピング、他にも色々ありますが、基本的にはこの3つが主なボディワークです。

まず、「ダッキング」から話していきます。
ダックというのはアヒルのことです。
アヒルが潜る(かがむ)動作、アヒルが水面に頭をつっこむ時のような形で、かがむ・頭を落とすような感じのディフェンスです。
その場でかがむダッキングと、前にダッキング(前足に体重をかけてかがむ)、後ろにダッキング(後ろ足に体重をかけてかがむ)、斜め前・斜め下にダッキング、色々なダッキングがあります。
基本的には、少し腰を落として背中をかがめるというイメージです。

ダッキングするときのポイントは、パンチを打てる体勢でダッキングすることです。
例えば、普段構えている状態のまま、左肩が前で右肩後ろの状態で、左にダッキングしてみてください。
身体をひねらない(左肩前で右肩後ろの状態)でダッキングするとそこから強いパンチを打ちにくいですよね?
なので、少し身体を左にひねりながら、斜め下に重心を落とす感じでダッキングすると、ダッキングからの左パンチを打ちやすくなるかなと思います。
ダッキングした時に、パンチを打つためのタメが出来るという感じです。

次は、後ろにダッキングするとき。
後ろにダッキングして、そのまま後ろ足にタメを作り、パンチを打つようなイメージでダッキングできると、防御から攻撃に行きやすいと思います!

基本的には、頭一つ分避けるくらい頭をずらしましょう!

次は「ウェービングについて」話します。
パンチ(主にフック)をくぐって避けるというイメージで、頭でUの字を書くようなディフェンスになります。
ポイントとしては、腰だけでやってしまうと避けた後バランスを崩してパンチを打ちにくいので、しっかり下半身から、全身を使って避けるようにしてください。
また、ウェービングはその場でやるのも一つなのですが、例えば、右に潜る場合は右足を少し右にずらして、移動しながらくぐったりすると、ポジションを変えながら避けることができるので、相手が反撃しづらい場所から攻撃することができます! 他にも例えば、パンチを強く打ち、体が少し流れてしまった場合、無理に構えに戻らずそのまま流れでウェービングをして相手の反撃を回避するというふうに使う場合もあります。

基本的には、「ダッキング」「ウェービング」はパンチが届く近い距離で使うディフェンスです。
遠いところで使うことは多くはないかと思います。

次は「スウェーバック」について説明します。
スウェーバックは、後ろにのけぞって相手のパンチを避けるディフェンスです。
スウェーバックをする時の注意点です。
顎が上がって伸び上がってしまうとバランスを崩して、次のパンチを打てなくなってしまうので、しっかり顎を引いた状態で、体が浮き上がらないように、下半身を上手く使ってください。
また、スウェーバックをした時にパンチをもらうと効きやすいので注意が必要です。

スウェーバックをした後も動ける体勢、打てる体勢でできるようにやってみてください。

上手い使い方の例として、フロイド・メイウェザーが使うスウェーバックからのカウンターは有名です。プルカウンターと言われたりもします。
少し頭を前に置いて、そこに相手にパンチを打たせて、小さいスウェーバックで避けてカウンターを打つという使い方をしています。
これは、反撃しやすいです。
距離感がつかめた方は試す価値ありです。

スウェーバックの注意点としては、距離感をつかめていないと危ない避け方になります。
例えばストレートをスウェーバックで避けて、パンチが届く距離でスウェーバックするとそのままもらって後ろにバタンと倒れてダウンになってしまいます。
距離感がつかめている選手にオススメのディフェンス方法だと思います。

どのボディワークをしている時も大事なのが、ガードの位置はできるだけ顎を守っておくことと、肘が体からあまり離れない方がバランスは崩しにくいです。
ボディワークしている時に、手があちこちに行かないようにできるだけタイトに構えていた方が重心や軸が安定しますので是非やってみてください!

ダッキング、ウェービング、スウェーバック、前回やったガードもそうなのですが、ディフェンスに関しては、ディフェンスからオフェンスにつながりやすいように練習してください。
守るためだけのディフェンスにならないことを意識するといいと思います。
避けたら打つ、打ったら避ける。攻防一体がボクシングの基本であり、理想です!

次記事は【パーリングについて】お話ししていきます。

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