こんにちは、椎野です。
井上尚弥選手や、那須川天心選手がボクシングに転向して活躍する姿を目にする機会が増えました。
最近では、「ボクシングをやりたい!」と興味を持つ子供たちの声を耳にすることもあります。
お子さんにボクシングを習わせるべきか迷っていませんか?
僕自身も幼い頃に格闘技を始めた経験がありますが、幼い頃から格闘技を習うことで、子供の成長を育む良い要素はたくさんあると感じています。
しかし、親としては安全面への不安がつきものよね。
そこで本記事では、ボクシングで身につくことや心身への影響を正確に理解し、親として適切な判断をするための情報をお伝えします。
この記事はこんな方にオススメ
- お子さんにボクシングを習わせるか迷っている方
- ボクシングのメリットや子どもの成長への影響について、親としての判断材料を得たい方
- どんなジムを選ぶべきか、選択基準や見学のポイントを知りたい方
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子どもの習い事:ボクシングのメリット
ボクシングを習い事として考えた場合、どのようなメリットがあるのか、詳しく説明します。
礼儀作法が身につく
ボクシングのみならず、多くの格闘技では、トレーナーが礼儀を重視する指導を行うことが多いです。
挨拶から始まり、目上の人への礼儀、対戦相手やチームメイトなどへの礼儀作法を、練習の中で自然と学んでいくことができます。
僕自身も、幼い頃から空手やキックボクシンングを通じて礼儀という面では染み付いてきたものがあります。
トレーナーや選手など、上の人たちも礼儀作法を教えてくれることが多いので、相手を敬うことを理解できると、子どもの人格形成にも良い影響が期待できると思います。
自立や責任感を養う
1対1で行うという競技性から、チーム競技とは異なる自立心や責任感が養われます。
礼儀もそうですが、リングに立った時の振る舞い、自信を持ってリングに上がれているか、試合内容まで、全て自分のこれまでやってきたことの結果です。
1人で戦うことで、練習不足に気付けたり、練習内容を見直したりすることができるので、日々の練習にも責任感が生まれていきます。
試合に挑戦する過程で、精神的な成長が得られるのもボクシングの大きな魅力です。
身体の成長
ボクシングは、下半身と上半身をバランス良く動かしながら、スピードや反射神経を鍛えるスポーツなので、運動神経の発達に効果的です。
特に、神経系が発達する年齢の子供には、反射神経や瞬時の判断力を高められる良い機会です。
ちなみに神経系の発達は8〜9歳までに発達のピークを迎え、中学生に上がる頃にはほぼ完成します。
ボクシングに限らず、運動を始めるなら小学生のうちがオススメです。
目標設定の仕方を学ぶ
ボクシングは、子ども自身が具体的な目標を設定して、その達成に向けてどのような練習をすれば良いか考える機会がたくさんあります。
目標を達成するためにはまず何をどのくらいしなければならないのか、トレーナーと相談しながら行うことで計画性が養われます。
やみくもに努力するよりも、目標に向かって行うことで、手応えや成長を自分で感じることができるので、子ども自身も諦めずに最後まで頑張ることができます。
目標設定の仕方を学んでいると、将来どんな仕事に就いたときでも役に立つのでオススメです。
自信を持つ
試合で勝つ経験や日々の練習を通じて得た成長が自信へとつながります。
また、護身術としてのスキルも習得できるため、安心感にもつながります。
(僕は中学生の頃、カツアゲにあいましたが、格闘技をやっていたおかげでビビらず、上手くかわして逃げたことがあります(笑)※強くなったからと言って決してやり合わないでください。)
自信を持つことで、自己表現が豊かになったり、友人とのコミュニケーションに積極的になったというお子さんもいます。
ボクシングと空手の違い
ボクシングは顔へのパンチが主流ですが、空手は流派によって型や寸止めが重視される場合があります。
どちらも礼儀を重んじる点では共通していますが、ボクシングは流派による違いがないため、どのジムでも基本的なルールや技術を学べます。
ちなみに僕が一番初めに初めた格闘技は空手です。
子どもの安全面について
キッズのボクシングの大会や練習では、安全面に配慮した取り組みがされています。
具体的には以下のようなルールがあります。
- 装備:ヘッドギアや厚手のグローブを使用。
- 試合の管理:顎を上げるパンチを受けた場合、すぐに試合が止められます。
- 目的の違い:キッズボクシングでは「相手を倒す」ことではなく、技術の向上やスポーツを楽しむことが重視されています。
成長期の子どもの身体に負担がかからないよう、ジムごとに指導が行われています。
しかし、指導の質や練習方法にはジムによって違いがあるため、見学や体験を通じて、自分に合ったジムを選ぶことが大切です。
ボクシングジム選びのポイント
ジム選びのポイントは以下の3つを参考にしてください。
- キッズボクシングに力を入れているか
礼儀作法の習得、身体づくり、競技力向上など、自分の目的に合ったジムを選びましょう。 - ジムの雰囲気と指導方法
見学や体験を通じて、ジムの雰囲気や指導内容を確認することが大切です。 - 練習相手のf有無
同じ年齢や体格の子どもがいるジムでは、実戦練習がよりスムーズに行えます。
まずはお子さんと話し合い、ボクシングをやることでどんなことを身に付けたいのかを理解してジム選びをすると良いです。
大会に出るような強豪キッズを何人も輩出する競技性の強いジムや、ボクシングの楽しさを重視して仲間と体を動かすことが目的のジムもあります。
その時の年齢や、スキルが付いたら強豪ジムに行くなど、目的に合わせたジム選びをおススメします。
まとめ
- ボクシングを習うメリット
礼儀作法、責任感、自立心、目標設定など、子どもの成長に役立つ要素が多い。 - 礼儀作法の習得
ボクシングを通じて、挨拶や相手への礼儀を自然に学び、人格形成に良い影響を与える。 - 自立や責任感の養成
1対1で行う競技であり、試合の結果は自身の努力の成果となるため、自立心や責任感が育まれる。 - 身体の成長に良い影響
ボクシングは反射神経や運動神経を鍛え、特に子どもの神経系発達に役立つ。 - 目標設定の学び
ボクシングでは具体的な目標を立て、それに向かって計画的に努力することを学べる。 - ボクシングと空手の違い
ボクシングは顔へのパンチが主流で、流派に関係なく基本的な技術が学べる点が特徴。 - 安全面とジム選び
キッズボクシングでは安全面が重視され、ジム選びでは、指導方法やジムの雰囲気を確認することが大切。
ボクシングは礼儀、精神力、体力、目標達成力、自信をバランス良く養える素晴らしいスポーツです。
親御さんとしては、子どもが安心して楽しく通えるジムを選ぶことが大切です。
ぜひ一度、体験や見学を通じて雰囲気を確認してみてください!
【この記事を書いた人】
アマチュア実績全国3位(東洋大)
元プロボクサー
世界ランキング最高7位
第43代OPBF東洋太平洋バンタム級王者
ボクシング特化型パーソナルトレーナー
世界・東洋・日本チャンピオン10名輩出
キッズボクサー全国チャンピオン5名輩出
キックボクサー世界チャンピオン指導
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