【トップ選手の共通点3つ!】|ボクシング講座
こんにちは!椎野です!
今日は「トップ選手の共通点3つ」についてお話ししていこうと思います。
結論から言うと
1、体が強い
2、メンタルが強い
3、スタミナがある
の3つです。
1つ目の「体が強い」というのは、フィジカルが強い、パワー負けしない、怪我をしないといったところです。いくら技術があってもパワーがなかったら技術が使えなかったり、技術で負けてても打たれ強さとパワーで相手を消耗戦に引きずり込んで勝ったり、強い選手は体が強いことが多いです。体が強い選手は怪我が少ない選手が多いとも思います。例えばフロイド・メイウェザーは、階級をどんどん上げていますが、フィジカルの強さがあるので、大きい選手の攻撃を防御しても崩れないですよね。押し負けない強さもあります。フィジカルとパワーがすごく弱くて、本当のトップに行く選手は今までほとんどいないと思います。トップ中のトップ、パウンドフォーパウンドの上位を占める選手は、最低限体が強いです。テクニシャンタイプも、ハードパンチャータイプもみんな体が強いです。
2つ目は「メンタルが強い」。メンタルが強い人は、諦めず、常にポジティブに物事を捉え、絶対に勝つという気持ちが試合中ぶれることなく試合をしています。メンタルが崩れ、ビビってしまったり自信なく戦ってしまうと、技術もパワーも活きないので、本当に大事です。メンタルというのもいろいろありますが、簡単に言うと絶対に勝てるという自信と、諦めない気持ち、そういったところだと思いますが、強い選手はこれがぶれないです。
最近の僕の担当選手の試合だったら、吉野修一郎の11月の中谷選手との試合は序盤劣勢に見えたと思います。しかし全くブレることなく、練習してきたことと自分を信じ続け、作戦を遂行して勝ってくれました。
最後、3つ目の「スタミナがある」。トップに行く人で試合中、スタミナが切れてフラフラになる姿を見せている選手は少ないと思います。スタミナがあるということは、相当練習をしているということです。練習している人というのは、自信がつきます。これだけやったんだから負けるわけがない、バテるはずがないという自信です。これは、2つ目で話したメンタルの強さにもつながってきます。きつい練習に耐えて頑張ったんだから負けるわけがないという心持ちがあれば、やっぱり折れないですよね。
逆に練習をしっかりやっていない人は、試合中バテやすいです。メンタルと重なりますが、今回調整不足なんだよな・・・バテちゃったらどうしようという気持ちではバテる速さが違います。
やはり強い選手は、それだけ練習を積んでいるので、スタミナがあるというです。
今回の「トップ選手の共通点3つ」は、結局練習で培っている、練習で培えるものだと思います。強い体を作るために普段からきついトレーニングを自分に課す。相手にスタミナ負けしないよう相手より練習する。その練習で自信と気持ちを作る。強い選手は練習しているんだなということですよね。この3つは絶対相手より上に行く!という気持ちで、普段の練習を頑張っていただけたらと思います!