
歴史的対決:スーパーミドル級で実現
2025年9月13日、米ラスベガスでついに実現した世紀の一戦。
スーパーミドル級4団体統一王者のサウル・カネロ・アルバレスに、2階級上げて挑んだテレンス・クロフォードが挑戦しました。
ボクシング界の象徴ともいえるカネロと、史上初の2階級4団体統一を成し遂げたクロフォード。
誰もが「体格差が勝敗を左右する」と予想したこの試合は、最後まで世界中のファンを魅了する展開となりました。
本記事では、現役ボクシングトレーナー椎野大輝が、試合を振り返りながら両者の強み・課題、そして今後の展望について解説します。
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クロフォードが示した強さ

今回のクロフォードは、ほぼサウスポーで戦いました。
「打ったら動く」「止まらない」を徹底し、距離を維持したまま試合をコントロール。
- ロングレンジで先に手を出す
- ブロッキングよりも空振りを誘うディフェンス
- パンチの角度と打ち分けで有効打を積み重ねる
この徹底したスタイルが、カネロの攻撃の形を封じ込めた大きな要因だと僕は思います。
クロフォードには攻撃力そのものが「相手を前に出させない抑止力」になります。今回もその強みが光っていました。
カネロの現状と課題

カネロには依然としてパワーや経験値の強みがあります。
ただ、ここ数戦で顕著なのは フットワークの低下と運動量の減少 です。
近距離での強さは健在ですが、距離を取られると追いきれない。
判定では一部で僅差スコアも出ましたが、僕の見方ではクロフォードが完勝だったと思います。
僕の採点と試合の見方

採点しながら観戦しましたが、個人的には117-110くらいでクロフォード有利。
大差をつけても良いと感じるくらい、クロフォードが主導権を握っていました。
やはり試合を見て感じたのは「ジャブ・ストレート・距離」の重要性です。
クロフォードはこの基本を徹底し、自分の距離を崩さずに戦ったことで勝利をつかんだと思います。
今後の2人について

クロフォードは今回の勝利で「パウンド・フォー・パウンドNo.1」の評価をさらに確かなものにしました。
ただ、正直これ以上のビッグマッチを見つけるのは難しいと思います。
一方でカネロにとっては厳しい敗戦です。
2階級下の選手に敗れたことで商品価値は下がるかもしれませんが、まだ十分戦える力はあるでしょう。再戦の可能性もありますが、展開としては再びクロフォード有利になると僕は考えています。
まとめ

「カネロ vs クロフォード」は、ボクシングの本質を改めて見せてくれる試合でした。
クロフォードは2階級差という不利を乗り越え、距離と技術でカネロを封じ込めて判定勝利。
僕自身、クロフォードが勝利の瞬間に涙を流した姿にとても感動しました。家族思いの姿も含め、ますます好きになった選手です。
今回の一戦は間違いなくボクシング史に残る内容であり、ファンにとっても忘れられない試合になったと思います。
ボクシングでよく聞かれる質問について
- 練習ではできるのに、試合だと動けない
- 自分に合う戦い方が分からない
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こうした質問は、
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【この記事を書いた人】
アマチュア実績全国3位(東洋大)
元プロボクサー
世界ランキング最高7位
第43代OPBF東洋太平洋バンタム級王者
ボクシング特化型パーソナルトレーナー
世界・東洋・日本チャンピオン10名輩出
キッズボクサー全国チャンピオン5名輩出
キックボクサー世界チャンピオン指導
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