
こんにちは、ボクシングトレーナーの椎野大輝です。
今回は、2025年7月27日に開催された『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』で、神龍誠選手のセコンドとしての振り返り、打撃サポート、総合格闘技ならではの現場についてまとめました。
この記事が、キックボクシングやMMAの選手にとって“実戦で使える打撃”を考えるきっかけになれば幸いです。
Youtube解説はこちら
神龍誠選手との関わりとサポートの始まり

神龍選手との関わりが始まったのは2024年末。
MMAでの実力をすでに持っていた彼は、立ち技の強化が課題と感じていて、僕のジムに打撃の強化を求めて訪れました。
彼自身がレスリングに自信を持っている分、僕は完全に“立ち技の戦略コーチ”として関わっています。
前回の伊藤戦に続いて、今回で2度目のセコンド帯同となりました。
RIZINセコンドの現場で見たもの

大会当日は、選手と同じタイミングで会場入りし、リングチェックやウォームアップ、試合直前の戦略確認まで一緒に行動しました。
今回はオープンフィンガーグローブの試合だったのでバンテージは巻いていませんが、そのぶん試合までの時間は徹底して打撃戦略の確認に集中。
ミットを使いながら、距離の作り方、フェイントの入れ方、初動の反応などを最終確認していました。
対アーセン選手への事前分析と戦略

事前にアーセン選手の映像を見て、「重い一発」と「丁寧なカーフキック・ローキック」に警戒が必要だと判断していました。
一発一発をしっかり打ってくるスタイルだったので、正面で受けないこと、フットワークで外すことを軸に戦略を組みました。
神龍選手のスピードを活かして、相手の攻撃を空振りさせ、パンチのフェイントやステップで距離をコントロールする展開を目指しました。
試合中のアドバイスと展開の見え方

試合中は「左ロー警戒」「フェイント一つ入れて距離ズラせ」「右ジャブの射程注意」といった声掛けをリアルタイムで行いました。
実際、試合の展開では神龍選手がパンチでアーセン選手を押し込み、相手の距離感を狂わせたことで、その後の展開も有利に進められたと思います。
打撃での手応えは十分にあり、仮にあのままスタンドで戦ってもノックアウトに持っていけた可能性は高かったと思います。
練習を通じて見えた神龍選手の成長

彼の一番の強みは“素直さ”と“吸収力”。僕のアドバイスをその場で実践に落とし込める選手です。
ポジション取り、距離の取り方、カウンターを打つための動きなども練習の中で繰り返し確認していて、試合でもしっかりそれを使ってくれていました。
半年でここまで変化できる選手は本当に珍しいです。
MMAにおける“使えるパンチ”とは?

僕はボクシングだけでなく、空手やキックの経験もあるので、MMAに対応した打撃を教えています。
MMAでは蹴り、タックル、組みの展開も含まれるため、パンチだけに集中するには適切な“構え”“距離”“角度”が重要になります。
パンチは最速の攻撃手段であり、隙も小さい。
打ち方を誤るとただの“手打ち”になりますが、体の使い方とタイミングを意識すれば、しっかり相手を崩せる武器になります。
総合選手がパンチで悩む理由と改善ポイント

僕の元に来るMMA・キックの選手の多くは、「打撃が当たるけど効かない」と悩んでいます。
原因は、射程が短く、力任せで打っているから。
正しく打てば、そのパワーを“貫通力”に変えられる。
これは個別指導の中で本当によく見られる変化です。特に下半身の使い方に気づくと大きく変わります。
ファン投票制トーナメントへの所感

今回のRIZINトーナメントは、1回戦勝者5人のうち1人がファン&有識者の投票で“除外”されるという形式。
正直なところ、一本勝ちでこれだけインパクトを残した神龍選手が選ばれないなんてことがあったら…可哀想すぎます。
とはいえ、RIZINならではのエンタメ性があるのも理解しています。
選手はプロとして、魅せることと勝つこと、両方を求められている。その中で神龍選手は“速く強く圧倒的に”勝って、見せ場も作った。
僕は彼が準決勝に進むべき選手だと信じています。
格闘家に伝えたいこと

「自分の打撃、これでいいのか?」と迷っている選手は、本当にたくさんいます。
少しでもその技術に不安があるなら、まず“聞く”こと、“動く”ことから始めてほしい。
神龍選手は年末に行動を起こして、半年で見違えるほど変わりました。
パーソナルやオンラインでも相談は受け付けていますので、ぜひ一度話を聞かせてください。
技術で勝ちたいなら、いま動こう。
ボクシングでよく聞かれる質問について
- 練習ではできるのに、試合だと動けない
- 自分に合う戦い方が分からない
- 作戦を立てても本番で崩れる
- 何を基準に練習を組めばいいか迷う
こうした質問は、
現場の相談でも繰り返し出てきます。
それぞれについて
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【この記事を書いた人】
アマチュア実績全国3位(東洋大)
元プロボクサー
世界ランキング最高7位
第43代OPBF東洋太平洋バンタム級王者
ボクシング特化型パーソナルトレーナー
世界・東洋・日本チャンピオン10名輩出
キッズボクサー全国チャンピオン5名輩出
キックボクサー世界チャンピオン指導
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