こんにちは、椎野です。
堤駿斗選手は、昨年末の興行でWBAスーパーフェザー級挑戦者決定戦に出場し、見事なストップ勝ちで挑戦権を手にしました。その試合内容から、堤選手の進化と将来性がさらに際立っています。
この記事では堤駿斗選手の強みや特徴、そして今後の期待について詳しくご紹介します。
また、堤麗斗選手という新たな才能にも触れます。
※当ページの画像はボクシングモバイル様から許可を得て引用しております:https://boxmob.jp/sp/
この記事はこんな方におすすめ
- ボクシングファンで、注目選手の成長や特徴を知りたい方
- 堤駿斗選手や堤麗斗選手に興味がある方
- 世界的な舞台での日本人選手の活躍を応援したい方
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堤駿斗選手の強みと特徴
キッズ時代からの突出した才能
堤選手は幼少期から注目され、高校時代には習志野高校で頭一つ抜けた存在でした。
ライバルである松本圭佑選手との対戦が象徴的なキャリアの一部です。
東洋大学卒業後、志成ジムでプロデビューし、確実に実力を伸ばしています。
プロキャリアで磨かれた強さ
堤選手はプロの試合に慣れる中で、その強さにさらに磨きがかかってきたと感じます。
最も目立つ特徴は、バランスの良さとディフェンスの巧みさです。
一発一発のパンチは思い切り打つわけではありませんが、正確さが際立っています。
プロキャリアを積むごとに無駄な動きが減り、洗練されたスタイルへと進化しています。これはジムの先輩である井岡一翔選手に通じる部分も見られます。
アマチュア時代からの非凡な才能
堤選手は大学時代にスパーリングを見たことがありますが、当時から、その卓越した技術を発揮していました。
特に「パンチをもらわない」能力はずば抜けており、防御と攻撃の正確さで群を抜いていました。
プロになってからは、それに力強さが加わり、よりアグレッシブなスタイルとなっています。
積極性と正確さの融合
堤選手は積極的に攻めるスタイルを持つ一方で、相手のパンチを見極める冷静さも兼ね備えています。
顔を少しずらしたり、小さなブロッキングでパンチをかわしながら、正確なパンチを繰り出す技術は特筆すべきものがあります。
この精度は、試合の中で試合の中でパンチの的中率の高さで現れています。
崩れにくいディフェンスと体幹の強さ
堤選手はディフェンス時の体勢が崩れにくく、相手からの攻撃を防ぎながらリターンカウンターを素早く繰り出すことができます。そのため、対戦相手にとっては非常に崩しにくいスタイルとなっています。
多様なスタイルへの適応力
堤選手はアマチュア時代に、キューバや他国の強豪選手と対戦してきました。
世界ユースで金メダルを獲得した経験から、多様なスタイルに適応できる技術を持っていると考えられます。この適応力はプロの世界でも大きな武器になるでしょう。
世界的な階級での挑戦
スーパーフェザー級という中量級は、世界的に層が厚く、非常にレベルの高い階級です。
堤選手はこの階級で世界を期待できる選手だと思います。
今後の展望
現在、WBAにおいて、同級のチャンピオンが近々ジャーボンテイ・デービスとの階級を超えた試合を予定しているようです。その結果次第では、堤選手の世界戦が決まる可能性も非常に高いと考えられます。
今後の展開がとても楽しみです。
未来を期待される新星・堤麗斗選手
弟の堤麗斗選手も東洋大学を卒業し、プロ入りする予定だと聞いています。
高校時代から頭角を現していた選手であり、アマチュア時代の試合やスパーリングでもその実力を目の当たりにしました。
サウスポーの堤選手は、積極的なスタイルが特徴で、非常に強く、将来が楽しみな逸材です。
僕自身も東洋大学の出身であり、堤兄弟が村田諒太先輩に続いて世界の舞台で活躍していく姿を想像すると、非常に誇らしく、応援したい気持ちでいっぱいです。
これからの挑戦に期待を寄せつつ、皆さんもぜひ注目してください。
まとめ:堤駿斗選手の試合結果と特徴
- 試合結果
昨年末の興行でレネ・アルバラード選手にストップ勝ちし、WBAスーパーフェザー級挑戦権を獲得。 - 幼少期からの才能
キッズ時代から注目を集め、高校・大学を通じて抜きん出た才能を発揮。 - プロキャリアの進化
プロ入り後、バランスの良さと正確なディフェンスをさらに磨き、無駄のない洗練されたスタイルを確立。 - アグレッシブなスタイル
力強さと冷静さを兼ね備え、多彩なコンビネーションと正確なパンチで積極的な試合運びを展開。 - 崩れないディフェンス
防御時の安定した体勢と素早いリターンカウンターで、相手を崩す隙を与えない。 - 多様なスタイルへの対応力
アマチュア時代の豊富な経験から、多様なタイプの選手にも適応できる柔軟性と技術を持つ。 - 今後の期待
スーパーフェザー級という層の厚い階級で、WBAタイトル挑戦が現実味を帯びており、世界的な活躍が期待される。
堤駿斗選手は、その卓越したバランス感覚、精度の高いディフェンスとパンチ力で、すでに世界トップレベルの選手として期待されています。
今回の勝利で得た挑戦権を武器に、スーパーフェザー級という激戦区での世界タイトル獲得が現実味を帯びています。
また、弟の堤麗斗選手もプロ入りを控えており、その才能は未来の世界チャンピオンを予感させます。堤兄弟の今後の活躍から目が離せません!
というわけで今回は以上です。
【この記事を書いた人】
アマチュア実績全国3位(東洋大)
元プロボクサー
世界ランキング最高7位
第43代OPBF東洋太平洋バンタム級王者
ボクシング特化型パーソナルトレーナー
世界・東洋・日本チャンピオン10名輩出
キッズボクサー全国チャンピオン5名輩出
キックボクサー世界チャンピオン指導
分析と戦略を丁寧に行い、完全カスタマイズされた指導法、機能解剖学を活かした根拠ある指導法を基に、勝利に直結する唯一無二のボクシングを提供しています。
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