
大晦日のメインイベント。
バンタム級に階級を上げた 井岡一翔選手が、
初戦でKO勝利という結果を残しました。
今回はこの試合の見方、
井岡一翔という選手の「これから」の見え方を整理していきます。
youtube解説はこちら
井岡一翔選手が、バンタム級初戦でKO勝利

まず率直な印象としては、
「井岡選手だな」という感じでした。
派手さよりも、
安定感と正確さ。
ボクシングの精度がとにかく高い。
階級を上げた試合って、
どこかに必ず「ん?」っていう違和感が出やすいんですけど、
今回に関しては、それがほとんどなかった。
正直、
階級を上げたデメリットが見えなかった
というのが一番近い表現かなと思います。
階級アップの影響はあったのか?

今回の相手との試合内容だけを見ると、
「バンタム級に上げたことで悪くなった部分」は
ほぼ感じませんでした。
体つきも明らかに今までと違いましたし、
力強さもあった。
井岡選手って身長が165cm前後で、
実はバンタム級でも体格的にそこまで見劣りしないんですよね。
堤聖也選手も同じくらいですし、
井上拓真選手も同じくらい。
「階級の壁」を感じるか?と聞かれると、
今回の試合では正直、分からなかったです。
今回は本当に、
試運転の、さらに試運転
みたいな試合だったと思います。
36歳という年齢はマイナスになるのか

年齢の話はどうしても出ますよね。
36歳。
ただ、井岡選手のボクシングって、
年齢とともに落ちやすいタイプじゃないんですよ。
超スピード型でもないし、
反射神経だけで避けるタイプでもない。
ディフェンスはブロッキング主体で、
動きもコンパクト。
無駄が少ない。
それに、これまでのキャリアを見ても
大きなダメージを負っている印象は少ない。
試合数は多いですけど、
倒されている回数、効かされている回数は少ない。
だから、
「年齢で衰えたな」という感じは、正直あまりしない
というのが率直な見方です。
次は拓真か、堤か。相性で見ると?

リング上で、井岡選手は
井上拓真選手の名前を挙げました。
これ、かなり具体的でしたよね。
東京ドーム、5月、その舞台で一緒に盛り上げたい、と。
正直、
カードとしては誰もが見たい試合だと思います。
相性で言うなら、
井岡選手がやりやすいのは拓真選手かなと感じます。
拓真選手のような、
綺麗で教科書的なボクシングは、
井岡選手は得意なタイプ。
一方で、
堤選手は正直、嫌だと思います。
フィジカルが強くて、
しつこくて、
スタミナもあって、
スイッチもする。
型にハマらないボクシングをするので、
井岡選手の“コンピューター”を狂わせるとしたら堤選手
だと思います。
どちらが強いか、というより、
どちらとやったら「どういう試合になるか」。
その意味で、
拓真戦も、堤戦も、
全く違う、面白い試合になります。
フィジカルトレーニングの話が一番大事

今回、井岡選手は
フィジカルトレーニングの比重を
「3割から5割に増やした」と話していました。
ここ、すごく大事なポイントです。
よく誤解されがちなんですけど、
パンチは筋肉じゃないんですよね。
出力は、
神経です。
ベンチプレスで100kg上げられるから
パンチが強いかというと、
全然そんなことはない。
筋肉の量と、
瞬間的な出力の出し方は別物です。
ボクシングのパンチって、
「ふんっ」て力を入れて出すものじゃない。
一瞬で、
全身が連動して、
当たる瞬間に“カチッ”と合う。
その出力の出し方を覚える作業が、
本当の意味でのフィジカルトレーニングです。
井岡一翔というボクサー

井岡選手って、
正直、ボクシングオタクだと思います。
考えて、
分析して、
試して、
練習して。
身体能力に頼るタイプじゃない。
だからこそ、
日本人選手は一番参考にした方がいい。
「真似できる」と言っても、
簡単じゃないですよ。
相当な労力が必要です。
でも、
方向性としては真似できる。
才能よりも、
積み重ねと探究。
今回の試合は、
「バンタム級でも通用するか?」を
見る側にしっかり想像させる試合でした。
ここから先、
体がさらに馴染んでくれば、
もっと厄介になると思います。
36歳。
最終章のチャレンジ。
個人的にも、
これからが一番楽しみな時間に入ったな、
そう感じた一戦でした。
ボクシングでよく聞かれる質問について
- 練習ではできるのに、試合だと動けない
- 自分に合う戦い方が分からない
- 作戦を立てても本番で崩れる
- 何を基準に練習を組めばいいか迷う
こうした質問は、
現場の相談でも繰り返し出てきます。
それぞれについて
考え方の整理としてまとめた資料を
公式LINEの友だち登録で見られるようにしていますので
必要な方は、こちらからどうぞ🔻

【この記事を書いた人】
アマチュア実績全国3位(東洋大)
元プロボクサー
世界ランキング最高7位
第43代OPBF東洋太平洋バンタム級王者
ボクシング特化型パーソナルトレーナー
世界・東洋・日本チャンピオン10名輩出
キッズボクサー全国チャンピオン5名輩出
キックボクサー世界チャンピオン指導
分析と戦略を丁寧に行い、完全カスタマイズされた指導法、機能解剖学を活かした根拠ある指導法を基に、勝利に直結する唯一無二のボクシングを提供しています。
解説の続き:あなたに当てはめるなら → 体験予約
本気で試合で勝ちたい方、勝率を上げたい方へ。
椎野大輝のパーソナルトレーニングは、 KO勝利を狙えるパンチ力強化、戦術設計、メンタルサポートまで、 全てを個別カスタマイズして提供しています。
「格上をひっくり返したい」「試合で勝てる武器がほしい」 そう思うなら、ぜひ体験してみてください。
🔻パーソナル詳細・申込みはこちらから🔻
日々の技術相談・戦略構築をオンラインで継続したい方へ。
「試合直前でも相談できる環境がほしい」 「相手分析や戦略立案を一緒にやってほしい」 そんな方は、ガチボクオンラインをご利用ください。
これまで10,000件以上の相談実績。 あなた専属のパートナーとして全力でサポートします。
🔻『ガチボクオンライン』詳細はこちらから🔻


