中川 健太(Nakagawa Kenta)
日本Sフライ級
タイトルマッチ10回戦
日本スーパーフライ級王者
WBAスーパーフライ級7位
WBO Asia Pacificスーパーフライ級5位
◯中川 健太(36=三迫)
判定3-0
96-94,97-93,97-93
WBCスーパーフライ級20位
OPBFスーパーフライ級6位
WBO Asia Pacificスーパーフライ級9位
日本スーパーフライ級1位
×梶 颯(24=帝拳)
今までの中川さんを知っている人たちに、評価を変える試合ができたことが嬉しい。
先に動き、止まらない。
練習通り、作戦通りの試合展開だった。
欲を言えば効かせてストップしたかったが、それは相手あってのことなのでそう簡単にはいかない。
中川さんは年上だが素直に色々吸収してくれる選手だ。
前々回よりも前回、前回よりも今回の方が圧倒的に伸びていることを実感できている。
課題は中盤以降。
個人的には、海外でベルトを奪えるレベルのボクシングを作りたい。
今回は、試合後の怪我もダメージもなかった。
試合後すぐ、中川さんは上を目指して練習したいと言ってくれた。
トレーナーとしても気合いを入れて取り組んでいきたい。
鈴木 なな子(Suzuki Nanako)
日本女子ミニマム級
タイトルマッチ6回戦
JBCミニマム級王者
◯鈴木 なな子(22=三迫)
判定3-0
57-56,57-56,58-55
JBCミニマム級3位
×一村 更紗(26=ミツキ)
相手が想定以上に強く、スタイルも想定と違ったのが誤算だった。
得意のジャブ・右が当てにくい。
ダメージはもらわなかったが、バランスを崩してダウンを取られる最悪なスタートだった。
焦ったが、ボディーから上に返すと言う指示を出し、ボディーにパンチを増やすことでポイントを稼いだ。
練習より動きが上がらないのは課題だが、しっかり指示を聞いて修正し、逆転できたことは自信を持って良い展開だった。
瞬発力やパワーなどは、まだまだ土台のレベルアップが必要。
まじめにしっかりと練習する選手なのでフィジカルから変えていきたい。
これからの成長が楽しみな分、時間をかけて作り上げたい。
藤田 炎村(Huzita Homura)
Sライト級8回戦
WBO Asia Pacificスーパーライト級15位
日本スーパーライト級6位
◯藤田 炎村(27=三迫)
4R 0分 58秒 TKO
日本ライト級ユース王者
日本ライト級16位
×湯場 海樹(23=ワタナベ)
作戦より、藤田の気持ちを作ることを重視した試合だった。
「判定はないから8ラウンドあると思うな」と発破をかけて試合に挑ませた。
グローブタッチからサウスポーというのも作戦。
リングチェックやリング上がってからもオーソドックスで構えて相手に「右」を植え付ける。
初回2度のダウン、ダメージありありで焦ったが、本人は冷静に指示通り詰めてクリンチ。
減点は湯場選手には申し訳なかった。
しかし、判定を待つ試合にはしない、と思っていたのでポイントは気にならなかった。
当たるところどこでもいいから思い切り叩け、体に当てればいいと練習から話し、それを実行した。
ダメージを与えるよりも、気持ちを折りに行く作戦だった。
ピンチからの逆転。
本人の成長にも繋がったと思う。
まだまだ不器用なので、基本的な技術も上げていく。
宝珠山 晃(Hosyuyama Akira)
フライ級8回戦
日本フライ級16位
◯宝珠山 晃(25=三迫)
判定3-0
77-74,79-72,79-72
×川崎 智輝(23=SUN-RISE)
加藤トレーナー担当選手。
佐藤 祐(Satou Tasuku)
バンタム級4回戦
デビュー戦
◯佐藤 祐(三迫)
判定3-0
40-36,40-36,40-36
×佐藤 拓夢(21=調布三迫)
丸山トレーナー担当選手。